1960年代後半から70年代にかけて「もの派」として知られる作品を発表すると同時に、版画作品を制作してきた吉田克朗は、1973年のロンドン滞在でフォト・エッチングの技法を学びました。
“LONDON”や“WORK”シリーズにみられる写真とイメージを効果的に組み合わせた画面構成は、独自の視点で撮影された写真の上に成り立っています。今回、1970年代に吉田が撮影した35mmフィルム、186本のコンタクトプリントを135%に拡大したものと、同時代のドローイング43点を適宜縮小したものをM画学紙にゼログラフィー印刷し2分冊にまとめました。
Product Detail
制作方法 | ゼログラフィ/ 写真の部:ホワイトアスワン紙、ドローイングの部:M画学紙 |
サイズ | 25.0×35.8 cm |
エディション | 30部 |
制作年 | 2010年 |
ページ数 | 写真の部:82ページ、ドローイングの部:90ページ |
作品点数 | 写真の部:186本のコンタクトプリントを掲載、ドローイングの部:43点を掲載 |
発行人 | 吉田榘子 |
制作・編集 | 東京パブリッシングハウス |
協力 | 山本雅美(東京都現代美術館) |
装丁 | 大平立子 |
¥88,000(税込)